D51 260 |
滑川市東福寺野公園に保存。
宿泊施設SLハウスとして使用、客室は鉄道車両風のコテージ。
撮影日 2016年6月5日
長野工場製、直江津配置で北陸本線にも使われていたのだろう。
晩年は北海道に渡り岩見沢第一で最後まで使われていた1両。
昭和五十一年九月国鉄の完全電化、とはどこから引用したのだろう?
露天だが有料施設内とあって状態は良好。
プレート地を白にしてしまったのは珍しい。
腕木信号機、踏み切り標識も設置。後ろに連なるのは客車風コテージ。
切り詰めデフにスノープロウ装備。
訪問時はキャブ内は立入り禁止になっていた。
履歴を見ると助士側も旋回窓に改造されたようだが、ノーマルだった。
足回りはペイントされている。
鉄道車両ではないが、客車風ということでこちらも紹介。
カーブに沿ってうねっている姿はまさしく客車列車。
足回りは長物車ばりの8軸仕様、実際の台車ではなくコンクリート台座のレリーフ状のもの。
後部にレールはあるが、建物部分は外側レールのみ。
以上は園内より撮影。
有料エリア外からでも見ることができる。
園の入口、管理事務所は富山港線越中中島駅舎を移設したもの。
駅事務室もそのまま事務所に使用、出札窓口も現役。
このベンチは当時からのものだろうか。
待合室には神岡口の通票閉塞器が展示されている。
ホーム側(園内側)から見ると駅舎とは気が付かないかもしれない。
この場所の地図
バス利用の場合は滑川駅前・中滑川駅前より滑川市コミュニティバス小森ルートで東福寺野自然公園下車(一日4便すぐ折り返し)、徒歩10分弱。
東福寺野公園公式サイト
D51260履歴
「機関車表 フル・コンプリート版」沖田佑作氏より引用
1940-1-15 国鉄長野工場 製番5
配属 新潟局
1940-1-23直江津
1940-1-27使用開始
1942-3-15長岡
1947-1-31現在 長岡
1961-8-1旋回窓取付(左側)
1965-12-26旋回窓取付
1967-8-10重油併燃装置取付(長野工場)
1967-9-26酒田
1971-7-3新津
1972-10-10岩見沢第一
1972-11-4耐寒工事、重油併燃装置取外し
1976-3-1廃車 岩見沢第一
1976-8-27保存 滑川市
TOP | 保存車メニュー全国 | 保存車メニュー信越・北陸 | 掲示板 |