葛飾柴又寅さん記念館
帝釈人車復元車

寅さんの故郷、柴又の記念館に設置。
撮影日 2016年7月5日


かつての柴又駅を模した「故郷駅」、奥に人車が見える。
伝言板には寅さんからさくらへの一言。


時刻表などに年号は記載されていないが、運賃表は初乗り10円、船橋競馬場前表記なので昭和30年代を再現しているようだ。


駅舎内も細かく再現されている。


出札口には乗車券箱。


ちゃんと硬券が入っています、それもケースに1枚ではなく、奥はダミーでしょうがきっちりと詰まっています。
行く先も何種類か用意されています。イベント時に販売もするのでしょうか。


日めくりカレンダーは4月27日、この日に意味はあるのだろうか。
机上のダイヤに重しのレール文鎮、使い古されたアルミの急須など細かいところまで再現している。


人車の案内看板。
右下の注意書きに「この客車は展示場に合わせた大きさで製作したものです。」とあり完全なレプリカではない。


妻には「寅」の表記。後ろの写真と比べると窓幅などが違うようだ。


ウェザリングされて使い込まれた感がある。


社紋は京福に似ている。(京福は巻きが反対)


車内右窓上のポスターは京成のもので時代が違う。


人車の向かいには帝釈人車の歴史を掲示、下のジオラマを模型人車が走行する。




車内にはあの姿が。


人車の先にはオハ35車内を再現した寅さんが愛した鈍行列車の旅コーナー。
網棚には寅さん愛用のトランク。


トイレ知らせ灯?がちょっと残念。
車窓には寅さんの啖呵売や旅の名シーンが流れる。


左は京福電車が登場する第9作「柴又慕情」。


第8作奮闘編の冒頭、只見線入広瀬駅のシーン。


映画では描かれなかった寅さんの少年時代を再現したミニジオラマ。
16歳で家出、柴又駅でのさくらとの別れのシーンで、京成電車は片開きの赤電。
良くできているが、寅さんの誕生日は1940年(昭和15年)11月29日だそうで、赤電登場は1959年(昭和34年)。


この場所の地図
柴又駅より徒歩8分

寅さん記念館公式サイト
休館日第3火曜日(ただし第3火曜日が祝日・休日の場合は、直後の平日)
及び12月第3火・水・木曜
開館時間 午前9時〜午後5時
入館料 500円 京成主要駅で前売券450円あり

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