日立駅よりバスで10分ほどの
かみね公園に保存されていた。
2006年初頭日立市が解体・撤去を発表したが五能線での8620復活運転を目指す
「五能線活性化倶楽部」が機関車の引き取りを表明
深浦の
ウェスパ椿山に移転・保存された。
旅立ちを前にファンの手によって化粧直しがされ精悍な黒い機体が甦った。
撮影日 2006年5月3日 移転済。
化粧煙突が美しいハチロク。
キャブの裾が直線状になった変形機。
ドームに輝く日立製造の銘板。
日立市のシンボルとしてこの地で保存されてきた証。
丘の上にある公園に向かう道路のヘアピンカーブの途中に保存されていた。
忠賢八高さんご提供の平時代の画像はこちら
ウェスパ椿山移転後の様子はこちら
78653号機の移転に関する活動については下記のサイトをぜひご覧ください。
五能線活性化倶楽部
やまてつさんの 蒸気機関車ほか鉄道保存車両について
「保存車輌の整備」→修理→
「78653号機 かみね公園での募金と整備の記録」
しーじーこばやしさんの CG Cafe Keis Two「蒸気機関車78653号機」
移転を前に大勢の日立市民の皆さんが集まった壮行会も無事終了し、
同機は長年住み慣れたかみね公園を後にしました。
深浦でさらに地元の鉄道史を物語る存在として大切にされることを願って止みません。
78653履歴
レイル・マガジン2008年9月号付録「機関車表」沖田佑作氏編より引用
1924-10-4 日立製作所笠戸工場 製番138
神戸局配属
1933-7-31現在 湊町
移動時期不明 高島
1939-4-5常陸大子
1955-8-1現在 常陸大子
1960-1-31佐倉
1961-3平
1965-2-1現在 平
移動時期不明 水戸
1970-4-9廃車 水戸
1970-9-6保存 日立市神峰公園
2006-7-23移転 青森県ウェスパ椿山