C11 96 |
新宮駅から1kmほどの旧熊野地貨物線沿いのあけぼの児童公園に保存。
全通前の紀勢本線で活躍していた機関車。
撮影日 2009年4月8日
上屋付きで保存、左右のデフ寸法が若干違っている。。
西日が機関車の足元まで照らし出した。全体にペンキ厚塗り気味だが、海に近いこともありサビも出ている。
ライト、キャブの窓などのガラスは無くなっている。
プレート、煙室ハンドルまで黒く塗られているのでいささか異様に見える。
九州のC11に多く見られた両側のサイドタンクを逆U字形に結ぶ振動防止アングル。
アングル同士も横の補助材で結ばれている。
住宅地の中の小さな公園、機関車の横の道は貨物線の線路跡。
C11のイラストが遊歩道に描かれている。
以下は2021年11月29日撮影
前回訪問から整備はされていないようで塗装の傷みが目に付いた。
ナンバープレート地の黒だけなぜか薄くなっていた。
前回気が付かなかったが、遊歩道にこんな表示があった。
案内看板代わりのプレート。
新宮-天王寺間4256回走行、というのは累計走行距離を該当区間距離で割った数値だろうが
誤解を与える表現ではないか。
この場所の地図
C1196履歴
レイル・マガジン2008年9月号付録「機関車表」沖田佑作氏編より引用
1936-6 川崎重工兵庫工場 製番1975
96〜98の3両は船積みされて当時路線が繋がっていなかった旧新宮鉄道買収区間の紀勢中線に新製配置。
1946-12-31現在 山田区長島支所
1951-4-1現在 梅小路
1955-8-1現在 貴生川
1959-6-4現在 亀山
1963-2-9 梅小路
1972-9-3 奈良
移動日不明
1972-9-16廃車 梅小路
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