大井川の蒸機たち1

C12 164
形式C12

大井川鉄道の本線で復活した蒸気機関車、あれほど国鉄時代に追いかけていながら復活後なかなか足が向かなかった。
やっと訪れたのは3年目の夏、最初の出会いはC12164だった。
C12164は木曽福島で廃車後1973年9月に本川根町に貸与され千頭で展示、と入線はC11227よりも早い。
C11227の運転開始後はときおり火が入り予備機をつとめた。
その後1987年2月に日本ナショナルトラスト所有となり、7月より本格的な復活運転を開始した。

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1973年5月5日 木曽福島


1979年8月10日 塩郷 101レ
大井川蒸機列車のファーストショット


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1987年1月3日 千頭に静態保存中
正月の〆飾りがついている


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1987年11月21日 塩郷〜下泉 1201レ

月1回運転されるトラストトレイン1201レ〜1202レは今までの蒸機列車のスジと違い、午後金谷発で運転された。
西日をうけギラリと光る姿や、地名で蒸機列車同士の交換も見られた。
日暮れが早くなる晩秋は夜汽車の雰囲気も味わえた。
何度か1202レのバルブ撮影も試みたが、どの途中停車駅も光源がなく失敗に終わってしまった。


1988年10月29日 下泉〜田野口 1201レ

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1990年11月17日 地名で交換する 1201レと101レ

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1987年11月21日 千頭 1202レ発車3分前


トラストトレインは市民参加による文化財、自然保護を目的とする団体(財)日本ナショナルトラストにより運営されています。
ぜひこちらのサイトもご覧いただきますようお願いいたします。

財団法人日本ナショナルトラスト
http://www.national-trust.or.jp/


トラストトレイン2001
2001年のトラストトレイン運転最終日12月1日はシーズンオフにもかかわらず、
大井川の蒸機列車は重連1往復を含む3往復の運転となり、
蒸機列車同士の交換も見られた。
帰りの1004にはスハフ43ゆかりの「はつかり」のテールマークが掲げられた。

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下泉 1002レと1005レの交換

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家山 1004レ
立ち上るスチーム、冬の蒸機列車の風物詩




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オマケの重連101レ やはり大井川の主役は227号機でしょう。


C12 164号機の履歴

製造 日本車輌 製造番号 484
S12.09.12 使用開始
16.03.31 現在 上諏訪区
18.03.31 現在 上諏訪区
22.03.01 現在 上諏訪区
23.07. 現在 岡山区
25 現在 宇部支区
36 現在 厚狭区
48.03.31 木曽福島区
48.09.20 廃車(木曾福島区)
48.09.24 本川根町へ貸与
49.09.〜 大井川鉄道千頭構内に保存展示
62.02. 日本ナショナルトラスト購入
62.05.14 解体整備開始
62.07.25 復元・発車式、初運転

履歴は「汽車の詩」主宰の山田様にご教示いただきました。
「汽車の詩」 http://dream.udn.ne.jp/cgi-bin/kisha/
(休止中)


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