C12 60

かつての川俣線岩代飯野駅跡のいいの交流館横に保存。
撮影日 2009年9月23日


西日本で活躍していた機関車で、当地には川俣線廃止時に保存された。
同時に川俣町にはC1266が保存されたが、こちらは後に真岡鐵道で動態復活をした。


周囲を低いフェンスで囲われている。露天だが保守はされているようだ。








自転車盗難、犬のフンの警告看板がなんとも目障りだ。




ロッド類はペイントされていないようで、サビが出ていた。


機関士側の区名票は「飯」と入っている。


かつての駅構内はバスの発着場になり、国鉄〜JRの代替バスが廃止された後は
自治体バスと福島交通バスが発着する。
近年農産物などの直売所を併設したいいの交流館も開設された。


この場所の地図

バス利用の場合は
福島駅前から
福島交通バス、飯野町行で終点下車
松川駅から
川俣町自治体バスで飯野町下車(一日5本、土休日3本)


C1260履歴
レイル・マガジン2008年9月号付録「機関車表」沖田佑作氏編より引用
1934-3-20 汽車製造大阪工場 製番1219
当初配属不明
1942-9-30現在 宮原
1946-12-31現在 宮原
1947-10現在 宮原
1955-8-1現在 出雲今市
移動時期不明 米子
1961-6西舞鶴
1972-3-23会津若松? 保存のため移動
1972-5-13川俣線廃止当日 会津若松から?有火回送
松川から飯野までC1266と自走回送
1972-5-14廃車 会津若松


あべくま様「お気楽鉄ちゃんの館」には川俣線廃止当日の回送の様子がUPされています。
また河村かずふさ様のTMSに掲載され単行本シーナリーガイドに収録された
「川俣線の一日」はC12現役時代のルポとして川俣線の名を有名にしました。


おまけ

川俣線現役当時と変らない松川駅舎。


駅構内にはレンガ造りのランプ小屋も現役。

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