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旧幡生工場に保管、2017年10月現在車籍を持っているが走行は不可能。
工場公開日に撮影。
撮影日 2016年10月15日

関西から横須賀線へ、伊東線を経て宇部・小野田線で活躍。
両運転台のため本山支線で使用され、105系投入後も2003年まで使われた。
以後はイベント用として残された。

車内に掲示されていた案内書。

ゆかりの地でもある京都鉄道博物館に収蔵されるかと思っていたが、そのまま幡生で保管されている。


旧形国電は更新工事でHゴム化などが行われた例が多いが、幡生工場ではあまりいじくられず原型に近い姿で残された。

ワンマン改造されているが、外観では前面窓のワンマン表示くらいしか変化がない。

妻板の4枚の銘板は歴史を示す勲章のようだ。


リベットも残っている。

ワンマン化されても運転台もほとんど変わっていない。
新しいバケットタイプのシートが長く現役だったことを示している。

運転台背面には本山支線の料金表。


古き良き省線電車の姿そのままだ。

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