門司港駅に保存。
撮影日 特記以外2008年12月3日
製造以来九州各線で活躍し、最後に解体された機関車。
2、4番線の間に展示されている。
2番線側にはJR九州発足を記念して設置された安全の鐘。
0哩標識と腕木信号機に囲まれている。
1973年8月5日 南延岡
28627履歴
「機関車表 フル・コンプリート版」沖田佑作氏より引用
1919-4 汽車製造大阪工場 製番336
九州局配属 配置 熊本
1919-4-28使用開始
1927-4-1現在 熊本
1931-1-31現在 人吉
1932-1-31現在 宮崎
1939-1-31現在 宮崎
1940-9-30現在 豊後森
1941-7-31現在 豊後森
1942-1-31現在 西唐津
1944-1-31現在 西唐津
1947-3-1現在 大分
1951-1-1現在 西唐津
1952-4-1現在 行橋
1952-10-1現在 吉塚
1965-2-1現在 吉塚
移動時期不明 早岐
1966-3ころ 小倉工場K-7デフ装備 早岐
192-3-24南延岡
1973-8-9若松
1974-1-22一休
1974-3-16二休
1974-6-1廃車 若松
198-7-20解体 小倉工場最後の蒸機解体
以下2016年10月16日撮影
駅舎南側の目立たない場所に9600動輪が保存されている。
台座はしっかりしているが案内看板は無い。
製造刻印らしきものがあり、機関車番号刻印もあるというが確認できなかった。
九州鉄道記念館に向かう道筋だが、2008年訪問時は見落としていた。
9600動輪の場所の地図
以下2008年12月3日撮影
門司港駅舎は1914年建造で重要文化財に指定されている。
駅舎内は随所に歴史的資産が残っている。
駅舎北側の関門連絡船通路跡。
手洗い所の手水鉢。
戦時中の金属供出を免れ幸運の手水鉢と呼ばれている。
上水道も往時のまま。
洗面所、ここで夜行列車から降りた人たちが顔を洗ったのだろう。
訪問時は2階貴賓室も公開されていた。
駅舎の上空に三日月がかかる。
門司港駅舎は2012年より耐震補強工事が行われており、2017年11月現在仮駅舎で営業中。
工事完成は当初予定より遅れ2019年度と発表されている。
2019年3月工事完成、外観の変化は入口ひさしが撤去された。
以下は2023年3月4日撮影
28627動輪の周りにフェンスが設置された。
旧一・二等待合室は内装が復元されみどりの窓口、観光案内所として使用。
洗面所、トイレも新たな復元も。
便器の展示、大正時代最先端の水洗便所。
一階の西側倉庫は展示室となった。
駅構内みかど食堂で使われていたソース壺。
これもみかど食堂の食器、伝票、マッチなどの品々。
2階貴賓室の壁紙、保管されていたかたからの寄贈品、これを基に貴賓室の内装復元が行われた。
駅舎平面図と復元前の模型。
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