初めて蒸気機関車撮影を目的で出かけたのが足尾線、夏休みの終わり頃東武で接続駅の相老に向かった。
八高線の拝島や高麗川あたりのほうが近かったのだが、なぜそっちへ行かなかったのか?
当時のことを思い出してみると、東武はいわば地元の電車でその先まで乗ってゆけばよかったが
中央線、西武線はなじみのない路線だったので中学生には敷居が高かったのだろう。
貨物列車の時刻はヤマケイカラーガイド「SLの旅」に掲載された神土駅の時刻から推測した。
結果は相老で長時間停車する上り1本、それと交換する下り、その1時間後に続行する下りの計3本を撮影したものの
フィルムの装填ミスで全滅。
約一月後の9月20日に再訪したもののすでにDE10に置き変わった列車もあった。
撮影日 1970年9月20日
この日まともに撮影できたのは逆向きC1246牽引の上り列車のみ。
下り貨物と交換のためしばらく停車していた。
赤城行の1800系「りょうもう」が通過。
1800系は撮影日のちょうど1年前の1969年9月20日に登場。
C12との顔合わせは他の時間帯であったのだろうか?
交換の下り貨物はDE1054の牽引だった。
大間々寄りの上毛電鉄のアンダークロスで次の下り貨物を待つ。
キハ20×2が通過。しゃがんでいるのは同行した同級生のS君。
やがてやってきた貨物列車はDE1052が頭に付いていた。
足尾線は10日後の1970年9月30日で無煙化、10月4日に高崎〜神土でさよなら列車が運転され
高崎〜桐生はC58309、桐生〜神土はC1241+46が牽引した。
当日撮影した上毛電鉄はこちら
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