防府駅より5分ほどの高架に沿った旧線路敷の鉄道記念広場に保存。
撮影日 2009年8月5日
2021年11月追記
掲示板にNo.7101さんから情報をいただきました。
「再整備されて機関車や客車は塗り直され、屋根がつきました」
客車の窓に掲示されている案内文。
鉄道廃止後は車庫のあった周防宮市駅跡に保存されていたが、山陽本線高架工事の周辺整備で1996年に移設された。
その際機関車、客車とも修復され、特に客車は上回りを新製している。
修復後はあまり手入れがされていないようで機関車にサビが見えるのは残念だ。
晩年を昭和炭坑で過ごし、一時期動態保存となった、15、17号機と同形のクラウス製Bタンク。
川越鉄道から譲渡されたもので、国鉄には在籍していない。
ハ6、元は中国鉄道で国鉄を経て入線。
痛みやすい木造車を原型に基づいて新製するのは保存のひとつの方法だが、
車体が木地のままというのは作り物っぽくてどうかと思うが・・・
通常は車内には入れない、デッキより撮影。
ダブルルーフだが明かり窓は再現されていない。
シングルルーフの好ましい合造車ハニフ1。
道路に面して防石鉄道のレリーフ路線図と沿革を記した石碑が立っている。
廃止路線の地図を表示している例はあるが、レリーフは珍しい。
鉄道廃止後もバス会社として営業していた防石鉄道だが、1992年に合併、消滅した。
この場所の地図
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