大灰廠
その2


へろへろの、しかしながら複線のレールが積み込み場に向かって伸びている。
積み込み場に向かって上り勾配のため、右側通行の積み込み場に向かう線には
砿車の逸走に備えて脱線ポイントが数箇所設置されている。


脱線ポイントのアップ。


1号機が降りて来た。砿車に積む量もバラバラだ。


入れ違いに3号機が空車を引いてゆく。手前に石灰岩が転がっている。
線路端にいるといつこれの直撃があるやもしれず・・


踏切手前にある「鳴」標識。


3号機が降りて行く。


本線でもこれだけへろへろ。


沿線はさほど変化がないので紅葉を入れて。
写真見た方から「これ漆じゃないの?大丈夫だった?」
そういえば手の甲が・・・


奥に見えるのが砿口。


砿口手前で機回しをして鉱車を押し込む。
こんなレールで機関車が走っているのだからすごい。

大灰廠へは北京市内から地下鉄、バスの乗り継ぎで行ける。
地下鉄が3元、バスが2元、往復で10元=150円弱(2003.10のレート)
北京への格安航空券も時期によっては3万円台で出るので
このナロー専用線を訪れるには5万円もあれば充分。
国内旅行より廉価に現役蒸機の活躍を見ることができる。

注 2005年6月にこの専用線は運行が停止ました。


おまけ
撮影を終えてバス乗り場に戻ったときふと目についた扉。

なんだか車輪がいやに大きい。


レールも2本!ひょっとして砿車の車輪使っているのか??
ゲージ測っておけばよかった。

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