大阪電気軌道デボ1(デボ14)

近畿日本鉄道の前身、大軌の優雅な木造電車。
近鉄五位堂検修車庫に保存。近鉄大阪線車窓からも留置車両の間から見えることもある。
画像2点永野晴樹様ご提供。


「もと大軌1形で廃車時モ212を復元し、1号としてあやめ池遊園地に保存。
数年前に同遊園地が閉園となったため、近鉄五位堂工場内に移転保存され、現在に至っています。
大正時代に関西私鉄で大流行した、いわゆるタマゴ形木造電車の唯一の保存車であり、
かつ近鉄が保有する唯一の保存車でもあります。
状態は極めて良好ですが、工場の一般公開日以外は非公開です。
ただし工場正門から遥か彼方に見ることは出来ます。」


「製造大正2年。昭和39年廃車。昭和40年、最も原型に近かったモ212を復元し、1号としたので、ニセモノである。
最も善意に解釈すると、既にモ201も廃車となっていたので、改番したものともいえる。
出力125kW×2、GE製。台車はボールドウインのMCBタイプ。
全長14820mm、車幅2590mm、車高4038mm。」


以下は2019年10月19日撮影
五位堂検修車庫公開日、デボの前では近鉄吹奏楽団の演奏が行われていた。






片側には前照灯未装備。
奈良市内に併用軌道があったため救助網をつけている。


反対側はおへそライト装備。






優雅な大軌社紋。


ボールドウィンA形台車。








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