京福電鉄開業時の1920年製の4輪電動貨車、京福時代に車籍を無くしたがその後復活、えちぜん鉄道に引き継がれた。
2003年に再び車籍抹消、構内の移動機として使用されてきたが、福井口検車区移転にあたり処遇が不明だったが
2009年8月13日深夜線路閉鎖の上勝山まで自力走行、翌14日に展示会が行われた。
その後も勝山駅側線に留置されており、勝山市での保存も検討されている。
撮影日 2009年8月19日
こちらも貴重な2軸貨車ト68とともに勝山駅3番線に留置中。
えちぜん鉄道での形式はML6だが、車体表記は形式テキ6のまま。
勝山駅の一角には京福時代からの部品、切符、えちぜん鉄道移管への歴史などが展示されたミニ資料館になっている。
2011年勝山駅前に展示場が完成、勝山市の譲渡され保存された。
以下2016年5月14日撮影。
展示場に掲示されている勝山駅の案内看板。駅舎は登録有形文化財に指定され現在は勝山市が管理している。
テキ6の案内看板。古典機として知られる上信のシーメンス、三井三池の凸形機よりも数年早い製造で動態機としては国内最古参。
こちらは機関車に貼られている案内文。
駅前広場の一角に立派な展示場が設けられた。
本線とは繋がっていないが、展示運転を行うためか架線を張った上屋の天井が高い。
窓に室内開放日の案内が貼られていた。
テキのお供のト68。
エンドビームにはバッファーをはずした穴が残る。
踏み切りを渡り線路の反対側から。
テキ、トともに片側がホームでもう一方は線路のため、近くで足回りの観察ができないのは残念。
以下は2020年3月22日撮影
この場所の地図
履歴
「機関車表 フル・コンプリート版」沖田佑作氏より引用
1920-11 梅鉢鉄工所
1965-11鋼体化
1993-11-30廃車 その後移動機として使用
改番ML6
1998-9-17車籍復活
2004-5-19廃車
2011-8-9保存
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