姫路市手柄山交流ステーション
モノレール展示室

姫路駅前から南西の手柄山までの1.6kmの路線、1966年開業だが利用客が増えず1974年休止、1979年廃止となった。
その後も車両は手柄山の車庫に留置されていたが、2011年4月に当時の駅、車両を展示する施設としてオープンした。
撮影日 2011年8月10日


入り口のガラス窓にモノレールのイラスト。


小田急の向ヶ丘遊園モノレールに続き採用された鉄車輪走行のロッキード式モノレール。
片運転台の100形、両運転台の200形それぞれ2両が製造された。
最高速度120kmはカタログデータ。


201号、開業当時のイメージで展示されている。
青と白、腰部のアルミ化粧板、大きい窓と今見てもなかなかスマートで上品なスタイルだ。


ロッキード式の特徴のコンクリート桁の上に敷設された1本のレール。


202号。


広告も当時のままだ。


201号室内、シート幅は狭いものの横引きカーテン、カバー付照明、ファンデリアと当時としては高級感ある内装だ。


片隅運転台は夜間などはカーテンで仕切られていたようだ。


ホームには当時の時刻表、遊園地の開園時間に合わせた運行だった。


姫路モノレールと姫路市交通局の年表。
当初のカタログの表紙は先行した小田急モノレール、右下のイラストは少年マガジン掲載という。


飾磨工業地帯や北部への路線延長計画図、鳥取までの計画もあったというが大風呂敷すぎるというものだ。


展示室開設にあたり解体された102号の部品も展示されている。


レールを両側から挟みこむ安定用車輪、連結器、モーターなど。




日本のモノレールの展示、現行路線が8路線、廃止路線も8路線。


屋外には台車が展示されている。


モーター軸はレールと同じ向きの直角カルダン、軌道桁横の上は送電レール、下は安定用レール。
駆動輪はこの角度では見えない。






姫路市手柄山交流ステーションモノレール展示室
開園時間 9時〜17時
休園日 火曜日(祝日の場合は翌日)年末年始
入館料 無料
山陽電鉄手柄駅より徒歩約10分

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