広島電鉄 654

アストラムの車庫上の広島市交通科学館に保存。
撮影日 2010年9月1日


戦時中の1942年製造、1945年の原爆で被害を受けたが戦後復旧された「被爆電車」


大阪市電1651形によく似た3扉車だが、ワンマン化時に後部扉は締め切り扱いとなった。


方向幕の大型化、冷房化を1980年代に手が入れられて現役を続けたが
本車と653は2006年に引退した。
651、652は2010年8月現在現役で運行中。


訪問時は露天だったが上屋を付ける予定はあるらしい。


昭和17年、木南車輌の銘板とブリルタイプの台車。


通常は車内には入れないが、月1回原則第3土曜日に公開されている。


後方をアストラムラインが通過してゆく、車窓からも654を見ることができる。



交通科学館の展示物は実物はほとんどなく模型が主体。
鉄道はHOサイズで博物館ならではの大型模型はないが、広島電鉄全車輌の模型展示は圧巻だ。


鉄道関係唯一の実物展示はTGVの車輪。


交通系博物館に付き物の大型レイアウトも一風変わっていて「未来の交通」をイメージしたものとなっている。
走っているのは国籍不明の列車。


2015年9月追記
同年8月に戦時中の塗装に変更されました。

以下は2017年10月15日撮影











鉄道の日関連企画で「広島乗り物めぐり−アストラムラインとスカイレールと路面電車−」をやっていました。

会場には実物大のイラスト。


部品展示が主だったが、もう少し説明があっても良かった。


新交通システムアストラムラインでも排雪板は竹のササラ。




それぞれ走行装置が異なる仕組みを分かりやすく比較すれば面白かったのではと思う。


この場所の地図

広島市交通科学館公式サイト
アストラムライン長楽寺駅より徒歩数分
開館時間 9時〜17時(入場16時半で)
休館日 月曜(祝日の場合は翌日)年末年始
入館料 大人500円 アストラムライン長楽寺駅にある利用証提示で400円


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