古河足尾歴史館の保存車
2020・6

NPO法人で運営されてきた足尾歴史館は2019年4月古河機械金属に移管され古河足尾歴史館となった。
運営主体は変わったが鉱山用を中心にしたナローゲージ車両の保存は続けられ
新たに加わったものも多く、設備の拡充も地道に行われている。
撮影日 2020年6月27日


展示館2階にはトロッコ部展示コーナーとして、足尾鉱山の車両はじめとしたナローの写真、模型など展示。
1/500本山小学校昭和11年ころのジオラマ。


足尾の街中の足となっていたガソリンカーの写真。


足尾ゆかりの車両などの模型。


足尾以外のナローゲージ模型も海外もの含めて展示。


足尾線のNゲージジオラマ。
訪問日は展示車両、模型などのメンテナンスをされているボランティアの皆さんの活動日だったようで
運転日ではなかったが屋外の周回列車を動かしていただけた。


KATO4t機が2両の客車を牽き発車。
側線には復刻されたガソリンカーなどの車両が並ぶ。


足尾銅山観光の初代車両も来ていた。
914mmゲージなので周回路線の610mmにくらべだいぶ広く見える。


エンドレスの内側には車両が点在している。


展示館横の駅に到着。










客車は新しいものに変わっていた、後部車に1の表記。


機関車側が2。






ホームの前に展示されている3両は足尾鉱業所で使われていたもの。


ナベトロ、鋼製鉱車、木製トロッコ。


鉱山マニア必見の物件、2020年展示に加わった索道、これも広義の鉄道、なんと動態とのこと。
こういったものまで保存、展示されているのが素晴らしい。


復元カソリンカーNo.14と客車26号。













向ヶ丘遊園で使用されていた客車、足尾でも予備編成として使用されている。




安全専一は足尾鉱山の標語、安全第一が普及する前から使われていた。


小型バッテリー機関車109、これも近年加わった車両のようだ。




車体重量620kg、バッテリー合わせても1t程度ではなかろうか。







2018年8月に閉鎖した野辺山SLランドから2019年11月移設された井笠鉄道7号機。







シートをかぶっている小型バッテリー機関車2両。


ニチユ製121号。


木製鉱車。


ナベトロ、ナ1、ナ2のナンバーが入っている。


足尾銅山観光の客車。


そこそこの車長があるが4輪単車。


庫の中は怪しさいっぱい、手前の台枠の銘板は右横書き、奥の新幹線100系の遊具は野辺山SLランドから来たものか?


紀伊半島の山の中で動態保存されていた立山砂防の堀川製モーターカーがレストア中。


こちらも立山砂防から来た北陸重機5t、55-10-45らしい。




もう一両の立山砂防北陸重機5t、56-10-21?





米川製作所製3t、フリクションドライブの動態機。


心臓部を見せていただいた。


左の笠状のドラムの回転を中央のプーリーで接して車軸へと伝動。
速度はプーリーを左右に動かすことで調整するという仕組み。


右横書きの陽刻。





森製作所製4tガソリン機、これも動態。


八茎砿業所のバケットローダー、バッテリー機関車、人車。










2tバッテリー機関車201号。








人車No.11。









伊藤組の508o田中土建機3tガソリン機関車。






キャブ屋根のライトが横を向いている。



こちらも伊藤組の加藤3tガソリン機。







立山砂防のフラットカーの荷台には小型バッテリー車。







向ヶ丘遊園遊具の4tバッテリー機関車。


シートの中は不明の物件。


土橋鉱山のグランピー鉱車。







伊藤組610o加藤5tガソリン機。


戦時中代燃機関を乗せていたという。







八茎砿業所ニチユ10t電機、一世を風靡した湘南形の影響を受けた?2枚窓。









敷地内にはこんな車両も。


トラバーサーが設置されていた。


ターンテーブルも製作中。




古河足尾歴史館公式サイト
開館時期 4月1日〜11月30日
休館日 毎週月・火曜日 祝日は開館、翌日に休館
開館時間 10時〜16時
入館料400円
ガソリンカー運転日 原則第一土日

運転日以外はシートを被されています。
運転場だけの場合も入館料を支払って見学しましょう。


この場所の地図
マップコード489 757 719*33

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