別海村営軌道奥行臼の保存車

標津線奥行臼駅前から上風連にいたる風連線の車両がかつての車庫跡に保存されている。
撮影日 2018年6月27日


馬車軌道から内燃動力化されたのが1964年、その後わずか7年後の1971年に廃止された。


標津線奥行臼駅跡の筋向かいの車庫跡に保存されている。

自走客車

簡易軌道は運輸省所轄の鉄道、軌道ではなく内務省→農林水産省が所轄、北海道庁が運営。
車両は基本的に無番号で、ディーゼルカーは自走客車と呼称した。


井笠、仙北の近代形ディーゼルカーにも通じる前面2枚窓。


反対側はワイパーが残っている。






折戸の片側1ドア。


製造は8722号を保存している釧路製作所。


台車は戦前気動車の標準の菱枠形、動力軸と付随軸で車輪形状が異なっている。


シンプルな車内。


加藤6t機

産業用小型機関車でおなじみのメーカー加藤製作所末期の製品。










ミルクゴンドラ

沿線牧場で採集した牛乳缶を運ぶための無蓋車、ゴンドラの名称がぴったりだ。




台車はアーチバー形の変形。



車両の脇にはターンテーブル跡。





左の建物は簡易軌道の職員詰所だったもの。


この場所の地図
バス利用は厚床より中標津方面行き、または根室〜中標津空港線で奥行下車、徒歩数分。

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