翌１９３７年国鉄に買収されキハニ４０９２１となり、戦後１９５２年舟木鉄道に譲渡、ディーゼルエンジンに換装。
１９６１年同鉄道廃止により１９６２年加悦鉄道に入線、キハ５１となり主力車として活躍した。
加悦鉄道廃止後加悦SL広場で保存、１９９３年に郵便室を復元、キハユニ５１と表記された。
２０２０年加悦SL広場閉園後そのまま現地で保管されていたが、２０２３年保存車両ヤード福岡に移設された。
移設保存費用などクラウドファンディングで会員を募っている。
許可を得て撮影
撮影日 ２０２３年４月６日
戦前製内燃動車のスタイルを良く残している。
車外の荷台（鮮魚台）を持つ車両で現存するのは同じく加悦鉄道のキハ１０１など数両にすぎない。
１９７０年に江若鉄道より調達したエンジン、液体変速機に架装された。
長年の疲労からか台枠が垂れてきている。
片隅運転台に前面展望を楽しめるシート。
窓の外には西鉄路面電車。
上屋を設置する予定という。
