尾小屋鉄道の車両を動態保存する施設、0.5kmほどの路線で
冬季(12月中旬〜3月中旬)以外の水曜・土日祝日に運転される。
5月連休、8月末には大増発運転会が行われ可動車全車が登城する。
2014年の夏の運転会では尾小屋のポッポ汽車展示館に保存されているキハ3が山を降りて
遠州鉄道時代の塗装に復元され走行を披露した。
撮影日 2014年8月24日
通常は水曜日1本、土日祝日2本だは8月24日は30毎運転の大増発。
その後もキハ3出張運転にあわせ週末に増発運転を行った。
折り返し点近く、後方にキハ1が見える。
茶色の塗装、奥山行の方向板、ナンバーは1803、前面には連結器開放テコ、側面には社紋。
なかよし鉄道の旅客車、キハ1+ホハフ8+ホハフ3。
DC121 1952年協三製12t機。
下回りは蒸気機関車から転用したロッド式。
ホハフ3 木造客車を車体更新、近代的な車体となった。
床下にはトラス棒。
ホハフ8、妻窓がこちらは3枚、屋根形状も異なっている。
1960年代の軽便列車が見事に再現されている。
キハ1803に乗車。
普段はポッポ汽車展示館で10数m動くのみだが、この日は快調にジョイントを刻んでゆく。
キハ1の手前で停車。
シートモケットも遠鉄時代の緑に復元。
検査表記も遠鉄仕様、元城は奥山線の車庫、分工場があった。
コイルバネ台車、2軸駆動で車軸間はチェーン駆動。
冬季対策で尾小屋では取り外されていたベンチレーターも設置された。
まさしく奥山線復活!という素晴らしい情景が繰り広げられた。
一旦運転を終了、手旗の誘導で側線へ。
キハ1の編成が戻ってきた。
側面表記はホハフ3だが妻表記はホ3。
DC121が追いかけてきた。
公園にはボンネットバスも登場。
次の運転では行先板は「曳馬野」に。
DC121牽引列車に乗車。
折り返し点でDC121を切り離し。
帰路はキハ1牽引で駅に戻った。
ロッドの音も高らかに通過。
後部にはキハ1。
ホハフ3車内。
ホハフ8車内。
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