能登鉄道能登中島駅に保存。現存する数少ない郵便車。
鉄道郵便車保存会により保存活動が行われている。
撮影日 2020年3月23日
1986年11月鉄道郵便廃止により廃車となり、同年12月のと鉄道能登線甲駅に保存された。
2004年能登線廃止により能登中島駅に移動した。
1998年から保存団体により整備作業、イベントでの公開が行われ
2015年からのと鉄道の観光列車「のと里山里海号」見学コースとなり、定期的に車内公開されている。
駅舎に隣接した側線に保存。
2013年のと鉄道穴水車庫でJR西日本系の会社により整備修復が行われ現役のような姿になった。
本線に繋がった側線上に保存されている。
郵便車のシンボル、窓の〒マーク。
郵便車ならではの明かり窓。
オユ10は番台区分が複雑で、2500番台は冷房、電気暖房取付、耐寒改造車。
ホームから見学用スロープが設置されている。
のと里山里海号は能登中島で各便10〜15分程度停車してオユ10見学をコースに組み込んでいる。
見学時間に居合わせれば乗車していなくとも見学可能。
2か所の荷扱い扉から乗車。
車内には丸ポストが設置されており、投函すると風景印を押印してくれる。
現役感あふれる車内。
イベントで区分室での仕分け作業再現も行われる。
締め切り郵便室壁面には鉄道郵便の写真を展示。
オユ10がかつて保存されていた甲駅駅名票、左のポスターは能登の郵便局長がお勧めする観光地紹介。
見学時間が終了するとのと里山里海号のアテンダントさんが扉を閉める。
能登中島駅は味のある木造駅舎。
駅舎内には物販、喫茶の駅マルシェが入っている。
1989年2月13日
能登線甲駅に保存されていた当時の様子、車窓から撮影。
この場所の地図
マップコード 471 087 713*45
車内見学はのと里山里海号停車時間のほか平日9〜14:30に実施、駅事務所で受付。
公開日、イベントなどの情報は
鉄道郵便車保存会公式ページへ。