403 type400 |
豊洲芝浦工大付属中高学校に保存。
西武鉄道横瀬基地に保存されていた4号機を2022年に寄贈を受け整備され
出土した高輪築堤の築石とともに展示。
学校敷地内だが隣接する公園から常時見学可能。
撮影日 2022年12月10日
同時代の機関車で動態保存されている明治村9号機の音源で汽笛、走行音を流している。
ナンバープレートは鉄道院時代を復刻、連結器は自連のまま。
機関車の下は高輪築堤に使用されていた築石。
ドームの磨きだしなど明治期の姿となっている。
写真は撮り忘れたが何か所かに403の刻印が見られる。
なかにはナスミス・ウイルソンの製造番号302もあるという。
機関車はゆりかもめ高架橋に向いているの車内からも良く見える。
無人運転の新交通と明治の機関車の邂逅。
復刻された銘板。
日中はキャブ内も見学できる。アクリル板で機器は保護されている。
圧力計、水面計なども整備されている、運転台は右側。
機関車の傍らには高輪築堤築石モニュメント。
校舎内には鉄道技術、コレクションを伝えるしばうら鉄道工学ギャラリーがある。
入口の守衛室で受付をしてギャラリーへ。
ショーケースには著名鉄道ファンや鉄道関連企業からの寄贈品が展示されている。
カルダン駆動の黎明期、小田急デハ2200のベベルギアというここならではの展示も。
地味ながらこのような技術の現物を収集、展示がこのギャラリーの真骨頂といえる。
菊池文雄・正雄氏のHOペーパー作品。
築島裕氏の乗車券コレクション。
車掌車のダルマストーブ。
403号機復元関連部品。
復刻されたプレート、銘板。
羽深製作所寄贈の都電方向幕。
戦後国鉄車両を多く手掛けた星晃氏コレクション。
新幹線100系食堂車の装飾エッチングなど。
実物機器で模型運転もできる。
多くの資料、雑誌、書籍などを閲覧できるコーナーの椅子は115系のもの。
485系リニューアル車のリクライニングシート。
保存鉄道活動に大きな足跡を残しながら自然災害で命を落とした
交通博物館学芸員岸由一郎氏コレクション。
レールウエイライター種村直樹氏コレクション。
悪筆を言われた自筆原稿も。
新潟交通で使用されていた乗車券箱。
この場所の地図
マップコード 530 584*80
東京メトロ、ゆりかもめ豊洲駅から0.5km、ゆりかもめ新豊洲駅から0.2kmほど。
403履歴
「機関車表 フル・コンプリート版」沖田佑作氏より引用
1886 Nasmyth Wilson 製番302
国鉄73
借入 日本鉄道73
1892-4-1譲渡 日本鉄道73
1894-1-1改番 20
返却 国鉄
1899譲渡 房総鉄道6
1907-9-1買収 国鉄6
1909-10-1改番 403
1914-3-25廃車 東部局
1914譲渡 川越鉄道 403
改番 5
改称 武蔵水電 5
合併 西武鉄道 5
改番 4
1961-12-1借入 上武鉄道4
1965-4-10返却
1965-10-1廃車
保存 ユネスコ村
1993移転 横瀬車両基地
2022-9芝浦工大へ移転
西武鉄道横瀬時代の様子はこちら
しばうら鉄道工学ギャラリー公式ページ
休館日 日・月・祝日
他に学校行事などで臨時休館あり、公式ページで要確認
開館時間 10:00〜12:30・13:30〜16:00
入館料 無料
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