経棚峠
キャブ添乗
JingPeng Pass Vol.3
経棚ではキャブ添乗ができる、出発前にこの話を聞いたとき
これだけはぜひ乗ってみようと考えていた。
当日、経棚の駅でガイドの孔先生とともに我々を案内してくれた
車の運転手さんが機関士さんに交渉、添乗OKとなった。
経棚站は峠の入り口の駅、重連の前進はここで上下列車とも給水する。
この列車は経棚站から伸びる貨物側線からタンク車を引き出していた。
先頭機と次位機の順序を変えないために入換〜給水は複雑な動きをしていた。
峠越えにそなえて足回りの点検、注油。
前進の動輪直径は1500mmだが、ランボートの高さから車体の巨大さが分かる。
キャブの中もかなり広い。
そのため日本形に比べて機器類が点在してるように見える。
機関士席の頭上にはスピーカーと無線機器があり、
次位機とときおり連絡を取り合っていた。
前進は巨大機ながらストーカーが無い。
助士が2人乗務し交代しながら連続投炭を続ける。
焚戸口の上にはやかんが。
サミットの上店站まで75分、あっという間の添乗だった。
「謝謝!」と手をふるF氏。