北勢線阿下喜駅併設の軽便鉄道博物館に保存。
撮影日 2011年7月23日
北勢線の前身、北勢鉄道が1931年電化時に導入した荷物合造車。
1978年に内部・八王子線に移動、1983年廃車の後は四日市市スポーツランドに保存された。
2007年12月に阿下喜駅に移設、修復が行われ美しい状態に蘇った。
2011年7月現在車内の整備が続けられていた。
総括制御化、自連化が行われているが、車体全般は廃車時まで原型に近い姿だった。
段付きシルにリベットが並んだ車体。
路面電車用のブリル27に似た日車製台車。
パンタは下げられている。
軽便車両らしく小柄な車体にパンタを大きく上げていた姿を再現して欲しいものだ。
後ろには連接車200系が停車中。
両脇のレールは15インチ鉄道のもの。
モニの後方には15インチ鉄道の車庫兼展示室があるが、この日は閉鎖されていた。
手前には小型のターンテーブル、駅構内に埋もれていたものを移設したという。
このレールの上では一時期借り出された「下松弁慶号」の運転も行われた。
ターンテーブル上のレールもなかなかの年代モノとか。
反対側を停車中の電車の窓から。
以下は2021年4月2日撮影
ナンバーが消えてかけている。
扉、前面で塗装修復?がされている。
軽便鉄道博物館開館日は第1・3日曜日。(感染症対策で変更あり。)
前回訪問時と同様200形が停車中。
電車の後方にいなべ川の桜並木が見える。
この場所の地図
マップコード290 227 172*58
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