栗原電鉄 1976・3
宮城県の県北、ササニシキのふるさとを鉱山に向けて伸びていた鉄道。
ニブロクから改軌したガニマタ電気機関車や小粋な形式の小型電車が活躍していた。
撮影日 1976年3月29日
東北本線との接続駅石越に進入してくる湘南顔のM18。
栗原電鉄の形式は電動車をM、制御車をCで、数字で車長を表しています。
石越駅で発車を待つM152、同形が3両、バス窓の軽快な車両。
M15の制御車C151、M15はコイルバネ台車を履いていますが
C151は旧車からのイコライザー台車でした。
またM15は両運転台ですがこの増結用のC151は片運転台、お相手のMは非貫通なので…
反対側はこんなお顔をしています。
若柳の車庫で、M153
M153
762mmゲージから1067mmに改軌されたED202。
ED201+203
石越で貨車の先頭に立ったED201、めいっぱいに上げたパンタ、
後ろのトラとの比較からこの機関車の小ささがわかります。
石越駅で交流20000V下で貨車のやり取りをしていたDB10。
国鉄ならば機械扱いの貨車移動機だが栗原電鉄では一人前の機関車。
右端にホームに停車中の電車が見えます。
木造の実に味のあるワフ73と74。
半円形のハンドブレーキカバーがなんともいえません。
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