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三井化学専用線(旧三井三池専用線)宮浦ヤード脇の丘の上の公園。
三池炭鉱の坑口のひとつ宮浦坑斜坑跡に坑内で使われた車両が保存されている。
撮影日 2011年4月27日


石炭積込場を再現している。



斜坑に続くレールに工具車+抗木車+タンク車が並んでいる。


工具車、上部に開閉式の蓋が付いている、形状からタンク車を利用したものだろうか。


抗木台車、この台車も下部が絞ってある。


タンク車、いずれの車両も斜坑を上り下りするため連結器は普通のナロー車両に比べ格段に頑丈そうだ。



大斜坑跡前のプラットホームには人車5両編成が展示されている。


一番上は緩急車。車端に設置されているのはケーブルに連動するブレーキだろうか。

緩急車の車掌席、中央にハンドブレーキテコ、緑と赤のボタンはなんだろうか。

車内には椅子は無い、荷物車として使われたのだろうか。

2両目は特定車、4両目の普通車と同じに見えるが。特定の意味についての説明はなかった。

3両目負傷車。この車両だけ妻面がフラット、車両の性格から坑内平坦線でも使うためだろうか。

車内は担架を設置する器具のみ、傾斜に合わせて下部の器具が高くなっている。

4両目普通車、特定車より座席は1列少なくこちらのほうが足を伸ばせそうだ。

5両目車掌車、先にはコンクリートで閉鎖された坑口。



一緒に写っているのは西鉄大牟田駅で借りたレンタサイクル。
この場所の地図
大牟田駅東方約1kmほどだが、道は少々分かりにくい。
近くに宮浦公園もあるのでそちらと間違えないように注意。
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