北海道鉄道発祥の地、手宮駅構内で動態保存されているポーター製機関車。
国鉄〜JRが運営していた北海道鉄道記念館を引き継いだ北海道交通記念館開館にあたり
アメリカの保存鉄道から輸入された。
撮影日 2010年6月30日
本館内に展示されている「しづか号」と同じ1Cの軸配置、ゲージは日本では珍しい914mm。
1909年の文字が刻まれた銘板。
それでは運転の様子を。
機回し線を転線中、後方のDD13とくらべかなり小さい。
テンダにはオイルタンクとエアータンクが積まれている。側面のエンブレムはコカコーラ、修復スポンサーとのことだ。
この日の編成は密閉形客車1両に開放形客車2両。他にカブースもいるようだ。
車体幅はかなり広く屋根が薄く腰も低いためアンバランスな印象だ。
3両とも台車はかなり小ぶりのアーチバー台車を履いている。
車内は中央にベンチシートが外側を向いて設置されている。開放型客車も同様の椅子。
機関庫前の「中央駅」から東端の「手宮駅」まで、約400mを運転。
料金は遊覧鉄道には珍しく以前は別立てだったが入館料のみで乗車できる。
中央駅から数分で終点手宮駅に到着。
終着駅手宮へ