福島交通1975・12

仙台行夜行急行「あづま2号」で福島へ。
会津若松行き「ばんだい6号」と併結の「あづま2号」は福島〜仙台が普通列車になる東北筋の最短夜行急行だった。
福島交通を初訪問の後午後は廃止が迫る仙台市電へ。
撮影日 1975年12月


あづま2号の福島着は5時を回ったころ、早朝の福島交通ホームは単行のモハ1210。
まずは地図で当たりをつけた泉〜上松川の松川橋梁へ。


泉〜上松川モハ5318。
福島交通のナンバーは下二桁は通し番号でモハ5300は5318、5319の2両。
幌座よりも貫通扉が狭いのは先に登場したサハ3016、3017を挟むためとの記述を見た記憶があるが
そのような運用は無かった模様。


連接車デハ5012-5013に福島方にモハ5114を連結したラッシュ時3連。


泉〜上松川 松川橋梁 モハ5114+デハ5013-5012。
モハ5114は同形のクハ5215がいるが、ばらして3連を組んでいたのには驚いた。


雪の吾妻山をバックに松川橋梁を渡る3連。


モハ5318+5319。この2両は1991年の昇圧で廃車となり栗原電鉄に譲渡された。


福島交通名物15m級モハ1200が18m級サハ3000を挟むMTM編成。
モハ1200は木造車モハ100を1950〜1955年鋼体化、1201〜1205、1208〜1211の9両がいた。
メーカー、製造年により側窓数などの差異がある。
先頭は狭窓の1209〜11、後尾は広窓の1201〜1203。


モハ1211+サハ3016+モハ1208。


モハ1200は15m級で扉が両端にあるどこか路面電車風の小型電車。


ノーシルノーヘッダーの全金車体、コイルバネ台車の18m級サハ3016。


モハ1208


泉 モハ1210


モハ5318


泉で交換するモハ5012とモハ1211。
ラッシュが終わりモハ5114は外れていた。






曽根田 前面窓が一枚のモハ1203?
例によって車庫を訪問。


モハ1201


ラッシュ時の増結を終えたモハ5114、相棒のクハ5215と編成を組んでいた。


モハ1202


モハ1209、宇都宮車両製で連結器台座が厳めしい。


日車昭和17年の銘板はモハ1201〜1203の前身、木造車の1〜3(改番後101〜103)のもの。
昭和17年で木造車というのも不思議だ。


モハ1210、モハ5114


曽根田から福島方を望遠で撮影。
曽根田駅は国鉄福島駅構内はずれの東北本線併走区間。


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