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当サイト「汽車・電車1971〜」主宰のTADA氏が、2025年9月23日に逝去されました。 ここに謹んでご通知申し上げます。 当面の間、掲示板 への書き込みをできるようにいたしますので、 保存車活動に特に熱心だった氏へ、皆様からお言葉等お寄せいただければ幸いです。  | 
天竜浜名湖鉄道は沿線各所の施設、建造物を登録有形文化財として積極的に活用している。
その一環として天竜二俣構内のターンテーブル、木造扇形庫はじめ詰所、風呂などの機関区施設と
国鉄二俣線時代に使われていた各種器具など展示する歴史記念館を見学するミニツァーを実施。
以前は金曜日から月曜日までだけだったが2012年1月より毎日開催されるようになった。
撮影日 2012年1月7日

申し込みは個人の場合予約は不要、当日駅窓口で見学記念券(硬券)100円を購入する。

天竜二俣のプラットホーム、これも登録文化財だ。


構内を横断し機関区へ、蒸気機関車時代のウォータータンクはいまでも洗車機用で現役。

木造建造物が並ぶ一角には小さな祠も。

今は使われていない浴室はヘッドマークが展示されている。
広さはちょっとした銭湯なみだ。

詰所に掲示してある尾奈駅のS39年4月1日付け運賃表。
名古屋、一宮、岐阜へは名鉄経由のほうが安い。

今なお現役のターンテーブル。

こちらも現役の木造扇形庫。

TH2101がターンテーブルに乗り作動実演。

ターンテーブルの脇には変形デフで遠江二俣区名物だったC58200の煙室扉と動輪が保存されている。



扇形庫4番線のTH2108。
2011年秋の台風で屋根が破損して訪問時はまだ復旧されていなかった。

TH3501、2両のみ1995年に製造されたが、TH3502はすでに廃車されている。
この車のみかつて運行していたトロッコ列車に合わせた塗装になっている。
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