2018年SLやまぐち号用に新造された旧型客車風の5両編成。
プロトタイプは1号車オロテ35はマイテ49、中間2〜4号車はオハ35、5号車スハテ35はオハ31としている。
撮影日 2024年7月21日
1号車 オロテ35
新山口
展望デッキの柵はオリジナルのマイテ49に比べ安全のためかさ上げしている。
展望デッキの反対側は車掌ドアと旅客用ドアが並ぶ。
旅客用ドア脇に小さいグリーンマーク。台車が2軸ボルスタレスなのが…
展望デッキ側が2+1のリクライニングシート、手前に区分室。
洗面所も往時のスタイル、自動水栓ながらたんつぼも再現されている。
内装、床は木材、照明はLEDだが電球色でカバー、台座も復刻調。
津和野
2号車 スハ35
新山口
編成の電源車で床下にエンジンを積んでいるため「ス」級になっている。
ブルーモケットの固定クロスシート、網棚は耐燃性から金属になっているが、取付具は復刻調。
旅客ドアは横引自動ドアで裾は一直線、妻部の折り込みもなく転落防止柵がつくので、
台車とともにこの部分は旧客との違いを感じる。
トイレ窓の上にドア車側灯が目立たなく装備されている。
3号車 ナハ35
新山口
車内は売店、展示コーナー、缶たきゲームなどがあり、旅客用ドアは一か所。
4号車側は車掌用ドア。
部品、年表などの展示コーナー。
石炭投炭ゲーム。
窓がないのが売店部分。
4号車 オハ35
新山口
両端に旅客用ドア、床下はすっきりしているので、最もオハ35風に見える。
妻板のハシゴまで再現されている。
スハテ35
新山口
オハ31をモデルとしたのだが、21m級なのでオハ31というよりスハ32としたほうが良かったのではないか。
窓割もオハ31のボックス2に窓3枚ではなくボックス1に窓2枚にスハ32童謡の配置となっている。
屋根にはクーラーが設置されているが、二重屋根のため外観からは目立たない。
二重屋根は明かり窓としての機能はないが、照明が組み込まれている。
シル・ヘッダーにはリベット。
車端部の展望デッキは最後部にとなる新山口行きのみ開放される。
シートの背はモケットのないオハ31タイプ。ブルーリボン賞プレートが見える。
側面1/3ほどの乗務員ドアがあり、旅客用ドアとの間は窓がなく車内はバリアフリー設備となっている。、
スハニ35のような荷物室の印象。
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