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当サイト「汽車・電車1971〜」主宰のTADA氏が、2025年9月23日に逝去されました。 ここに謹んでご通知申し上げます。 当面の間、掲示板 への書き込みをできるようにいたしますので、 保存車活動に特に熱心だった氏へ、皆様からお言葉等お寄せいただければ幸いです。 |
奥武蔵の鉱山ナロー
鉱業所の脇を通るハイキング道をしばらく登ると全体が見渡せる場所に出た。
撮影日 2007年11月21日 すべてハイキング道から撮影

機関車は手前の屋根の下で充電中。

ハイキング道に沿ってミカン山などで見かけるモノレール軌道が伸びています。

下の鉱業所までものすごい勾配でレールは続いています。
傍らにはラックレールが上面にあるレールがもう1本。
この奥に廃村があり、そこの住民が使っていたもの、と記載した廃村サイトがあったのですが・・・

エンジン音がするので何かとおもえばこんな3両編成?が降りてきました。

無人運転の回送列車?
入口にあった案内図によるとこの先の露天掘り採掘場詰所に向かう輸送用のものでした。

時計も13時を回ったところでバッテリー機関車が動きました。
単機で砿車に向かいます。

砿車を連ねて坑道に向かいます。

20分ほどで出てきました。

傍らにはヤマの安全祈願のための山神社。

この機関車、バッテリー部分を外してしまうと逆T字の妙なスタイルになりますね。

切り離しもキャブ内から操作していました。

機回し線を通って

すぐに坑道に向かいます、この間数分。

この専用線を知ったのは20年以上前。
一度は見てみようと思っていたものの鉱山ナローの消息はつかみにくく現状は不明でした。
それがひょんなことから「廃村マニア」の方から軌道が現役と聞きました。
周りが杉林なので春先はダメ、夏も木が茂って見えにくいと思い、秋になるのを待って訪問しました。
ハイキング道という公道に面しているわけですが、基本的にこの手の専用線は一般人の立ち入りはできません。
本ページも場所などはあえて明記しておりません。
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