旧奥飛騨温泉口駅の保存車
神岡鉱山 巡視車・人車
2006年に廃止された神岡鉄道の終点奥飛騨温泉口駅跡に保存されている神岡鉱山の車両。
この後車両の追加などがあった模様。
撮影日 2017年4月8日
線路沿いに並んでいる。バラストが新しいが、地元の方のお話では神岡鉱山から最近移動したという。
坑内に残っていたもののようだ。
中央のコントローラーを挟んで4人掛け、両側にライトがあり、床下にはチェーンらしきものが見える。
撮影時は全く正体が分からなかったが、Webで巡視車と紹介されているので、それに倣うことにする。
駅構内でターレットに引かれている新聞乗せた台車を動力化したような印象。
銘板は日本輸送機昭和5×年とあった。
人車はセミオープンといった構造。
閉山後カミオカンデなどの見学用に使われていた車両で鉱山用人車に比べると見た目は洗練されている。
以下は2023年6月4日撮影
巡視車と人車は場所は変わらないがレールが延長されたようで離れていた。
人車は1両減って2両に、ナベトロ1両が加わった。
人車は塗装がやけて薄くなっていた。
線路と直角方向に新たに機関車、貨車が保存されていた。
案内看板は設置されていない。
機関車は駅前に保存されている同形の北陸重機製立山砂防軌道5t機。
立山砂防でのナンバーは62-10-94「平成」のヘッドマークを掲げていた。
キャブに三井鉱山の社章が描かれているが、神岡軌道の機関車ではないので注意書きが必要と思う。
以前はダルマ状態たっだ有蓋車、整備され下回りも付いたが軸受け無しで車輪を直接取付ている?
この無蓋車の下回りも立山砂防のようだ。
大型重機も展示された。
左 ブームクローラージャンボ 右 川崎重工製坑内用ローダー。
2両とも中竜鉱山で使用していたもの。
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