日本有数の金山、串木野鉱山の操業停止後1994年オープンしたゴールドパーク串木野だが2003年に閉鎖。
2005年に坑道の一部を酒造会社が焼酎の熟成貯蔵庫、製造所として利用、
ゴールドパーク時代からのトロッコに乗車する坑内見学コースが設けられている。
撮影日 2015年4月22日
50分の見学コース、訪問時は6便設定されていたが
2016年2月1日より11:30〜14:30の4便となった。
タクシーがなかなか来なくて発車時間をすぎていたが、乗客は私一人だったので乗ることができた。
時間がなく発車前の撮影はできず。
先頭車に乗り後方を撮影、ビニールシートの向こうに機関車がいて、さらに後ろにも客車が連なっている。
ホームを出るとすぐに坑口、レールが3本あるが、外側は集電用。
ゲージは762mmとのこと。
途中にはゲートがあった。
撤去された分岐、中央の柱には「250m」の表示。
400m地点では合流するレール、ここのポイントは残っていた。
枕木は全線コンクリート製のようだ。
終点が見えてきた。
約700m、乗車時間約10分とかなり乗りでがある。
エントランスの案内板。
ぐるりと一回りしたのだが、どこをどう歩いたのやらこれを見ても良く分からない。
まず目に飛び込んできたグランピー鉱車。
ゴールドパークから金山蔵になるときに坑内展示はかなり整理されたと聞いていたので、車輌が残っていたのはうれしかった。
これも鉱山ではおなじみのバケットローダー車。
後ろの鉱車には鉱石が積まれている。
後ろにはバッテリー機関車。
下には積み込み施設と電気機関車。
側面が金網貼りの人車。
インクライン人車、レールが下へ降りて行く様子も眺められたが途中で水没していた。
坑道を利用した焼酎熟成庫、温度変化が無いためうってつけの環境だそうだ。
床にレール跡が見える。
先ほど見下ろした鉱車の列。右端に見えるのがガイドさん。
機関車はライトを点灯、架線は当時のままなのだろうか?
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