西武山口線で頚城鉄道2号、井笠鉄道1号、1977年からは台湾糖業527、532号と組んで軽便列車を再現した木造客車。
1971年廃止された井笠鉄道より1973年1号蒸機借入と同時に8両の客車も西武に譲渡され31形31〜38となった。
山口線の新交通システムへの転換で1984年廃車、その後は旧ユネスコ村駅に蒸機とともに保存されていたが、
1990年ユネスコ村閉園で35〜38の4両が532号機、鐵道聯隊E103号とともに1993年丸瀬布いこいの森に譲渡された。
36、37は1994年に井笠時代の塗装で修復整備され、雨宮21号や鶴居村営6t機に牽引されイベント中心に運転される。
35号は山口線当時の塗装のまま、38は下回りを残し解体された。
なおいこいの森では各車とも無番号となっている。
撮影日 2017年9月9日
案内看板にも「無番号」と記載されている。
立派な車庫に収まった3両の客車。
36号。山口線の31形は出自の違いでダブブルーフとシングルルーフがいたが、丸瀬布に来た4両はシングルルーフ車。
37号
一端はオープンデッキでテールライトが付いている。
35号、オレンジに白帯は井笠鉄道の戦後製気動車のものだが、木造客車にも似合っている。
デッキ横に西武の35のナンバーが見える。
検査表記も残っている。
こちらも片側はオープンデッキ、山口線入線時に改造されたものという。
38号は下回りだけになっていた。
この場所の地図
バス利用の場合は丸瀬布駅前より町営バス丸瀬布上武利線でいこいの森下車 一日3往復
遠軽町公式いこいの森サイト
開園期間 4月下旬〜10月下旬
雨宮21号運転日
いこいの森開園期間中の土・日・祝・夏休み期間
始発10:00 最終16:30 30〜60分毎運転(状況により変化)
乗車料金 500円
イベントで冬季運行、夜間運行など有。
郷土資料館
開館期間 いこいの森開園と同じ
休館日 火曜(祝日の場合は翌日)
開館時間 9〜17時
入館料 150円
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