加悦SL広場

C58 390

撮影日 2010年8月18日


丹後地方は長くC58が走った路線も多いが、本機は北海道で活躍しC58最後の現役機となった機関車。
「主に寒冷地に配属」という説明はC58全体のことを示すには不適当かと。


船底テンダの戦後形。


デフは北海道仕様切り詰め形。


足回りはサビが見られる、C57同様動輪の半分だけペンキが残っている。




キャブにはこれも北海道形のタブレットキャッチャー。




C57189とともに展示用として加悦駅に持ち込まれたもの。
状態は露天だが悪くないが、他の機関車などに比べるとペンキの厚塗りが気になる。


以下は2020年3月7日撮影

2020年3月末の加悦SL広場閉園後、保存されていた車両の譲渡が行われたが
本機とDB202、ハ10の3両は引き取り手がなかったようで、2021年6月に譲渡先募集が告示された。
その後の殊遇は不明。













C58390履歴
レイル・マガジン2008年9月号付録「機関車表」沖田佑作氏編より引用、および案内看板から補足
1946-7-31 汽車製造大阪工場 製番2526
札幌局配属 配置苗穂(案内看板では当初配置小樽築港)
1947現在 苗穂
1949-3-1現在 野付牛(現北見)
1955-8-1現在 北見
1975-7-18廃車 北見
1975-10加悦町(現与謝野町)に国鉄より貸与 加悦駅構内に保存

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