加悦SL広場
かつては名産品の丹後ちりめんを運び、戦争中はニッケルを鉱山から精錬所まで運んた鉄道。
営業中から終着駅加悦に歴史的な車両を保存、展示、1985年の鉄道廃止後もそのまま営業していたが
駅跡用地を加悦町に譲渡するため1996年11月にかつての鉱山駅跡に移転、再開園した。
撮影日 特記以外は2010年8月18日
2020年3月31日閉園しました。
古典機関車と客車が並ぶ構内。
ターンテーブルの周りにはここにしかない貴重な車両たちが集まっている。
これらの車両の整備はNPO法人「加悦鐵道保存会」の手により行われている。
2号機
2022移設 |
1261号機
2022移設 |
4号機 |
103号機
2021.9移設 |
C57189 |
C58390 |
DB201 |
KD-4
2023.10移設 |
DB202 |
DC351
2022移設 |
TMC-100BS 2022移設 |
|
キハ101 |
キハユニ51
2023.3移設 |
キハ08 3 |
キハ10 18 |
ハ4995 2022移設 |
ハブ3 2022移設 |
フハ2 |
ハ21 2022移設 |
ハ10 |
キ165 |
ヨ2027・ト404
ワブ3 |
その他
軌道自転車など |
京都市電N23
2021.12移設 |
サハ3104
カフェトレイン蒸気屋 |
南海モハ1202 |
旧加悦駅と
丹後山田駅資料室 |
京都市大宮交通公園のC160はこちら。
11両の車両が町指定文化財に認定されている。
エントランスは只見川第1橋梁を思わせるアーチ橋をゆく2号機。
白い加悦駅を模したSL広場入口の駅舎・展示室、左は土産物と軽食の店「蒸気屋」
バス停が見えるが加悦鉄道を引き継いだ加悦フェローラインのバスは2009年に廃止され、
2010年8月現在ここまで来るバスは与謝野町営コミュニティバスが3本のみ。
訪問に使える日中の便は月水金のみ運転とまず使えない。
入口に展示されている古典的な松葉スポーク車輪。レールも時代ものだ。
駅舎内展示室のレール展示コーナー。
各種のレールが置物のように並んでいる。床にはラックレール。
2階には2号機を分解整備した折に交換した部品などを展示。
園内には車両の他にもここならではの展示物がある。
福知山機関区で使用されていた投炭練習機。
園内中央のターンテーブル、人力式でピットには水が張られて魚が泳いでいた。
ターンテーブル銘板。
テーブル上には通常のレールの他に園内を周回するミニ列車の線路が2本並列に敷かれている。
ギアがあるので電動車の車輪?
これは何から外した台車?
さすがにこれは案内看板がないとなんだか分からない。
レールの細いのから太いのまで。
叩くと鉄琴のようないい音がしそうだ。
以下は2020年3月7日撮影
重要文化財の2号機は与謝野町で保存が発表されたが、1261号機の殊遇は不明。
103号機は山口県に里帰りが決まったが、国鉄蒸機2両の今後は不明。
ターンテーブルも貴重な産業遺産だがどうなるのだろう。
ミニSLロケット号は引き取り手があった模様。
公開されていないが、本格的な検修庫もあった。
本館2階より。
加悦SL広場公式サイト(閉館)
営業時間 10〜17時 年中無休
料金 大人300円
入場券は硬券仕様。
鉄道・バス利用の場合は
野田川より丹後海陸交通バス与謝、共栄高校ゆき(平日9本 休日3本) 「鉱山口」下車、徒歩5分
福知山より丹後海陸交通バス傘松ケーブル下行き(平日5本 休日3本)「鉱山口」下車、徒歩5分
野田川からレンタサイクル利用で旧線路跡を辿るのも良いが、加悦から先は登り坂となる。
加悦鉄道1978・2
終着駅加悦
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