D51272

ヨ14740

三軒茶屋より徒歩約20分の世田谷区世田谷公園に保存。
2002年5月22日撮影







門デフK-7を装備、広島工場特徴のエンドビームの標識灯。

 
ここの特徴は車掌車ヨ14740をお供に従えていること。
公園内にはさらにもう1両の272号機が・・↓


5吋ライブスチームのD51272「せたがやチビクロ号」
訪問時はライブスチームだったが、その後電動の機関車に置き換えられた。


以下は2017年11月24日撮影

15年ぶりの訪問、周囲は交通広場として整備され、入場時間が決められている。




案内看板に動輪径を記載する例は多いが、先輪、炭水車車輪径を記載するのは珍しい。しかも誤字だし・・・




交通広場のゲートを抜けると三角屋根の駅舎風入口がある。


木製改札ラッチ、どこからか移設したものだろうか。


全体に少々くたびれた様子だが、荒れている感じはないのでこの間整備されているのではなかろうか




















タブレットキャッチャー装備で前に張出したプレート。
キャッチャーは外されているので妙な具合になっている。


ヨ14740、こちらも傷んではいるがそこそこという感じ。


片側のデッキはふさがれている。




車内は椅子のモケット、背ずりが痛んでいるが、ダルマストーブやヨロイ窓も残っている。




機関車の脇にはスケートボード場。



ミニSL乗り場、あいにく運休日だった。
駅名票の次駅は オリオン アンドロメダ。




立派な機関庫。電動化で不要になった給水設備なども残っている。
現状で最後の無煙化路線。


ターンテーブルもある。


2019年よりSL塗装プロジェクトふるさと納税が行われ、2021年に整備終了、お披露目会が行われた。
お披露目会直前に訪問。
以下は2021年11月11日撮影




直径の誤字は新看板では直っていた。


過度な色指しもなく仕上がっていた。


お披露目会に備えてヘッドマークが準備されていた。
煙室扉の修理跡はそのまま。


区名板差しには「厚」。キャブ窓の防護材がそのままなのは少々残念。




贅沢言ってはきりがないが、ここまでやるなら尾灯もなんとかしてほしかったところ。


訪問日はまだ公開されていなかったので、フェンス外から撮影。


車掌車も整備された。


尾灯の上に石油ストーブ装備車表示の白線が追加された。
車内にはダルマストーブがあるようだが…


検査表記などもきれいに記入されている、ヨロイ窓も整備されたようだ。






機関車の両側はスケートボード練習場。


訪問日は平日午前中だったため、練習場に人がいなかったのでここまで入れた。
練習場使用中の立ち入りは危険。








ミニSL運転日 水・土・日・祝日 春休み、夏休み期間は毎日。
雨天運休
運転時間 3〜11月 10〜16時 12月〜2月 10時〜15時 昼休有

この場所の地図

272号機の現役時代の様子はこちら


D51272履歴
レイル・マガジン2008年9月号付録「機関車表」沖田佑作氏編より引用
1939-8-4 川崎重工兵庫工場 製番2150
広島局配属
1939-8-13広島
1939-11-14小郡
1940-10-9借入 糸崎
1940-10-23返却
1941-7-29借入 広島
1941-9返却
1945-2-1柳井
1954-3-31熊本
1957-11頃 小倉工場にて切取式除煙板K-7装備
1970-9-31厚狭
1972-9-30廃車 厚狭
1973-2-19搬入保存


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