ヘッドマークコレクション

列車の前頭部に掲げられるマーク、それがあるだけで特別な列車になる。
定期列車、イベント列車、保存車などのヘッドマーク、テールマークを紹介してゆきます。
定義としては行先表示以外の列車愛称名、車両愛称名、イベント名などを前面または後尾に提示しているものとします。

第144回 2018・7・29UP

ライラック


1983年8月28日 函館本線旭川
1975年485系1500番台の「いしかり」から始まった北海道の電車特急は1978年781系試作車登場、
1980年室蘭電化、千歳空港駅(現南千歳)開業のダイヤ改正781系量産車導入で「ライラック」に改称しました。
その後速達形「ホワイトアロー」登場、JR化後に785系導入で「スーパーホワイトアロー」となり
1982年新千歳空港駅開業で室蘭方面は「すずらん」に系統分離、
2007年789系1000番台への置き換えが行われ「スーパーカムイ」に統合、「ライラック」は消えました。
10年後の2017年に北海道新幹線開業で津軽海峡線から移動してきた789系0番台導入にあたり
「ライラック」の愛称が復活と複雑な経過をたどっています。
全国で見られたクハ481 300番台と似ていながら塗りわけ、ヘッドライト、運転台高さなどが異なる781系ですが
クハネ581以来の貫通扉レール由来のステンレス飾り帯を付けているのは国鉄形ならではでしょうか。

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