列車の前頭部に掲げられるマーク、それがあるだけで特別な列車になる。
定期列車、イベント列車、保存車などのヘッドマーク、テールマークを紹介してゆきます。
定義としては行先表示以外の列車愛称名、車両愛称名、イベント名などを前面または後尾に提示しているものとします。
第153回 2018・9・30UP
くまがわ
1992年1月5日 熊本
1959年の登場時はキハ55の準急、その後全国的に急行が減ってゆく中でJR化後も本数を増やした列車です。
熊本〜宮崎の「えびの」とともに肥薩線八代口急行として門司港・博多から人吉・湯前へと一往復の時代が長かったのですが
1980年博多〜熊本の快速化を経てJR化後の1989年博多発着は「えびの」になり
代わりに熊本〜人吉・湯前の「くまがわ」は4往復となりました。
このころアコモーデション改善、九州急行色となり大型ヘッドマークも付きました。
2000年に「えびの」短縮で「くまがわ」に統合、6往復と当時の急行では全国でも最大本数となりました。
2004年新幹線新八代開業時に特急に格上げされたものの
2016年九州新幹線全線開業時に肥薩線特急は全廃、名称なしの快速となり「くまがわ」の名も消えました。
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