列車の前頭部に掲げられるマーク、それがあるだけで特別な列車になる。
定期列車、イベント列車、保存車などのヘッドマーク、テールマークを紹介してゆきます。
定義としては行先表示以外の列車愛称名、車両愛称名、イベント名などを前面または後尾に提示しているものとします。
第339回 2022・6・12UP
鹿島
1975年3月18日 両国
お顔の真ん中に乗車位置案内板がかかってしまっていますが、この列車はこれしか撮影していないので掲載。
1975年3月10日ダイヤ改正登場した鹿島線直通急行、
それまでは成田線経由銚子行きと鹿島神宮行き併結のDC急行でしたが、この改正で特急主体となり
特急あやめ5往復、急行は特急を補完する2往復(一往復臨時設定)となりました。
定期スジは朝上り、夕方下りのビジネスダイヤで撮影しにくい列車でした。
車両はダイヤ改正で千葉にやってきた153系が従来の165系と共通運用されていました。
思えば平坦線直流急行用の153系が東海道・山陽筋以外で定期運用されたのは千葉地区だけでした。
ヘッドマークは合理化で姿を消していった1970年代、新たなマークで登場した貴重な列車でした。
のちに鹿のイラストがあしらわれましたが、そちらは撮影していません。
メニューへ 事業者別メニューへ
近江鉄道メニューへ
TOP | 日本国有鉄道のころ | 私鉄を訪ねて | 路面電車が走る街 | 掲示板 |