列車の前頭部に掲げられるマーク、それがあるだけで特別な列車になる。
定期列車、イベント列車、保存車などのヘッドマーク、テールマークを紹介してゆきます。
定義としては行先表示以外の列車愛称名、車両愛称名、イベント名などを前面または後尾に提示しているものとします。
第386回 2023・5・7UP
北海
1983年8月25日 ニセコ 13D北海3号
函館〜札幌のメインラインは戦後は小樽経由から距離は長くとも勾配がない苫小牧経由になり、
1961年道内初の特急「おおぞら」も苫小牧経由で設定されました。
その後「おおとり」「北斗」と増発した特急はすべて苫小牧経由でした。
1967年にようやく小樽経由の「北海」が登場、1981年急行「宗谷」を系統分離して格上げ
「北海」は2往復となり新車183系が充てられました。
1986年国鉄最後のダイヤ改正で「北海」は2往復とも廃止、小樽経由の急行「ニセコ」も臨時列車となり
定期優等列車が消えました。
それから37年、小樽経由のレールが消えようとしています。
TOP | 日本国有鉄道のころ | 私鉄を訪ねて | 路面電車が走る街 | 掲示板 |