C5552

 吉松駅前に保存
唯一の門デフK−6装備機。
1996年に少々場所が移動し、駅横の鉄道公園に上屋付きで保存されている。
撮影日 1978年8月13日


案内板は簡易なものだった。




南九州名物砲金製の吉の庫札も健在だった。


キャブからは吉都線、肥薩線の列車が見えた。


この角度から見るとまるで現役機のようだ。





吉都線 1974年4月14日撮影 木部様ご提供


1973年8月11日 吉松 8681レ


以下は2010年4月20日撮影



常時手入れされているようで、非常に美しい状態。


尾灯標識が少々目立ちすぎるきらいがあるが色艶といい現役機を思わせる。






C55ならではの水かき付きスポーク大動輪。
下回りは油で磨かれている。


砲金製区名板も昔のまま。


キャブ内にあった整備時の銘板。


機関車の観察しているとエアの漏れる音がしていた。
助士側のエアータンクから配管が伸び圧力計も作動していた。
汽笛に繋がっているのではなかろうか。






肥薩線、吉都線車窓からもよく見える。これのみ2010年4月21日撮影。


駅舎北側に広がる鉄道公園、機関車の他ミニ資料館、売店などもある。


機関車の後ろには踏切が設置されている。


資料館と石倉(ランプ小屋)、右手奥は客車風の売店だが、この日は営業していなかった。


資料館も閉まっていたのでガラス戸越しに撮影。


燃料庫として使われていたいわゆるランプ小屋はレンガ造りが多いが、現存する石庫は珍しい。




駅舎を挟んで南側には48674動輪、跨線橋支柱、記念碑がある。


左の小さい碑は明治の開通時のもの。


「川崎造船所兵庫分工場鉄道部製造」の銘が記載されている。


以下木部様7点ご提供
撮影日 2013年1月10日















以下は2023年4月21日撮影

定期的に手が入っているようで、美しい姿を維持している。










キャブには砲金製の区名票「吉」。








広場には観光SL会館(資料館)、食堂が設けられているが、
水害で観光列車の運転が長期休止中で人の姿は見られなかった。




広場の一角には昭和10年の構内図、駅前商店も多く活気ある姿を伝えている。


踏切が移設されている、駅前には空き地が目立つ。


1903年開業の吉松駅100周年を記念して2003年に建立sれた記念碑。


吉松駅は無人駅になったが、待合室の一部は畳敷きになり肥薩線の歴史などを展示。


吉都線応援ポスターにもC5552が登場。


この場所の地図

C5552履歴
レイル・マガジン2008年9月号付録「機関車表」沖田佑作氏編より引用
案内板表記により追記
1937-3-14 汽車製造大阪工場 製番1460
広島局配属
1937-3-14使用開始
1937-3-25小郡
1938-2-18糸崎
1939-4-8鳥栖
1939-9-26大分
1953-8ころ 小倉工場式除煙板K-6装備
1964-10-14(10-15?)宮崎
1968-10-14若松
1972-3-24吉松
1974-4-26(4-28?)鹿児島
1975-1-1休車
1975-1-14吉松へ無火回送
1975-2-17廃車 鹿児島
1975-3-5貸与

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