ペルシア湾通信
2004年6月15日

昨日は海水の淡水化プラントを見てきたので

昨日は海水の淡水化プラントの工事を見てきたので、
日本では余り馴染みの無い設備の写真をお見せしたいと思いますが、
ここは政府関係の施設の為、撮影は厳禁です。見苦しい写真をお許し下さい。

 このプラントは数年前からウチがコツコツと工事を続けてきたもので、
このところの湾岸バブルで潤ったイラン政府から予算がおりたらしくて一気に工事が進みました。
このようなプラントがこの島には数箇所あります。
本土からの水道管とどのような接続関係になるのかまだ分かりません。

 今、桟橋のようにペルシャ湾に突き出した海水の取り入れ口の上に
変電設備と事務所兼用の建物を建設しています。
生憎マトモなクレーンが全部出払ってしまったので、
フロントガラスが見つからず板金作業が途中でストップしたままの
日産ディーゼルのユニック付き4トンを引っ張り出しました。
これが道路を走るのが面白そうなので「先導車」に同行しました。

 写真1、は検問で止められて賄賂を払って再び走り出したところです。
1300円でした。このボロクレーンの作業料が1日2万円の計算なので
無税の経済特区を考えるとまあ、仕方ありませんねえ。


 写真2、は現場の様子です。このトラック、見かけはジャンクでも性能上は全く問題ありません。この姿で普通に働いているんですから日本では考えられませんねえ。
一緒に写っているミキサー車も事故車の部品を寄せ集めて作ったものです。
フランケンシュタインみたいなもんです。
この車のエアコンは良く利くので、私も撮影の合間にはコレに乗ってました。



 写真3、は船の係留ポイントです。


 写真4、はイラン軍の巡視艇です。向きを変えながらずーーっとこっちを見守っていました。
流石、「緊迫のペルシャ湾」ですね。


 写真5、は海水の取り入れ口です。


 写真6、7はプラントです。この本体はドイツ製、
ポンプはエバラ(焼肉のタレじゃなくて「エバラ製作所」のほうね)、
モーターや変圧器などの電装品はイギリス製です。上のタンクもウチが造りました。
意外と簡単な設備ですよね。
雨が降らないので、露天でも「雨ざらし」にならないのが面白いです。




 ここで出来る水は私が飲んでも「八ヶ岳の湧き水」と変わらない味で、紅茶も美味しく入ります。


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