当サイト「汽車・電車1971〜」主宰のTADA氏が、2025年9月23日に逝去されました。
ここに謹んでご通知申し上げます。

当面の間、掲示板 への書き込みをできるようにいたしますので、
保存車活動に特に熱心だった氏へ、皆様からお言葉等お寄せいただければ幸いです。

ペルシア湾通信
2004年6月16日

1分の1、80分の1経過報告

このところ忙しく、あまり人手間をキャンプや事務所の改築にまわせません。
それでも少しずつ進んでいます。
思いがけなく市内のビル建設現場から事務所の床などに張るのに丁度良い種類と量の
タイルの余剰が出たのでそっちを優先させた為に、キャンプよりも事務所の進行が先になってしまいました。

 写真1〜4は今朝の事務所の状況で、事務所の床はスペイン製、トイレと湯騰室は中国製のタイルです。
何れも格安で、何と平米当たり約500円です。
同じ輸入品なのに日本は建材の値段が非常識に高い国で、それが日本人の住宅水準、
ひいては生活レベルが低い原因の一つを作っていると思われます。




 このあとドア、サッシ類、照明類を取り付け、ケニテックスを吹き付けて完成です。
イランの便器は日本の和式便器から覆いを取ったような感じの形で、
使用後は壁から出ている細い水ホースを使ってオシリを洗います。
非常に清潔なシステムで、これはウォシュレットの原型とも言えるでしょう。

 写真5,6はキャンプの風呂場で、30cm拡げた分の壁も給排水の配管も出来上がりました。
内装全体をピンクのタイルで張ります。近々テヘランに行くので、
マッ黒の洗面台と便器を買ってくるつもりです。
1955年型シボレー・ベルエアの内装のような黒とピンクの組み合わせに決めました。


 
以上は1分の1です。

 80分の1のほうは大塚車庫が出来た(実際は営業所の建物だけですが、
「一番面倒なものが出来た」という事ですね)ので、予定通りに次の建物製作に取り掛かりました。
写真7はその大塚駅南口のドミノ会館で、都電時代とは外装が大分変わってしまいましたが、
幸いTADAさんのサイトに昭和45年当時の写真があるので
それを参考にする事が出来、助かります。




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