ペルシア湾通信
2004年7月13日

トラブル続き

昨日は停電が3回と電話線切断でメール出来ませんでした。

 停電は湿気と塩気のせいでしょうね。
電話線は、馬鹿なダンプが荷台を跳ね上げたまま構内を走行して電話線を切ったんです。
3年前にも同じ奴が同じ場所で同じ事をやりました。しゃあねえなあ!

 写真1、は大塚車庫の上屋の試作品です。
屋根の角度や営業所の建物との大きさのバランスを見るために作りました。
これらは後で「量産品」の芯材として使います。



 写真2、3、は湾岸の民家に見られる「風受け」で、
こんな暑さをどうするんだろう?と思って観察してみました。
この四角い窓だけの部屋が風を受け、厚い土壁と天井に廻り込む仕組みです。
壁の厚さは1メートル近くあるのでこれのお陰で室内はひんやりしています。
外の湿気は物凄いのに漆喰と土壁が上手く作用して気にならない程度になっています。




 うーーーーん、やっぱり「民家」ってスゴイ!!

 写真4、は買い物先で見つけた「アディボス!」



 写真5、は新しいマーケットで見た「パンバース!」



 写真6、7はこの辺りの葬式。他に娯楽も無いのでそれこそ「村を挙げて」って感じです。
肉親はこの後、1年間は黒い服を着続けます。




 写真8、9.これ、何の場所か分かります?・・・・・・「お墓」です。
ここって村のメイン道路の交差点にあって、ゴミやサッカーのボールが飛んでくる
「吹き溜まり」みたいな「空き地」なんですよ。




 同じイスラムでもシーア派は我々と同じで立派な墓を建てたがるんですけど、
スンニ派はこうなんです。葬式は派手だけど、墓はこれです。
死んだら神の元に行っちゃうんですよ。
肉体なんて抜け殻で意味を持たないんでしょうね。

 これを見ると「自爆テロ」が理解できません?

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