ペルシア湾通信
2004年7月7日

ケシュムに帰りました

写真1,2.ミナブからの帰り、バンダラアボスからケシュムに向かう船。
風と波が物凄く、でかい波を乗り越えるとモロに5メートルくらいのところから
叩きつけられる感じで船がバラバラになりそう。
おいおいダイジョブかよ!って思ってたら、中間辺りで「救命胴衣を着けろ!」外には例の沈没船が・・・。
勘弁してよ・・・結局無事着きましたけど。




 写真3,4.帰ったら、空港のモスクの工事が終わってました。
立ち会いたかったんですけどね。




 写真5,6,7.こっちで売ってるドリンク剤。何れもタイ製。
オロナミンCもちゃんとローマ字ラベルになってますね。これはホンモノでしょう?
そこら辺のイラン人をつかまえて「嬉しいと、メガネが落ちるんですよ!」ってやったってワカンナイか!
でも何やら強くなりそうですけどアヤシイ名前のドリンクばかりですね。
「シャーク」とか「怒った牛」とか「B-52」とか・・・
「B-52」なんて日本の米軍基地の周辺で売ったら張り倒されるでしょうね。



 写真8、はイラン製アイスクリーム。金太郎飴の技術が生きてます。



 写真9、は私の朝食のコーンフレーク。サウジ製ケロッグとイランのメーカー製。
どちらも普通です。右は牛乳。



 写真10、はコックのアボスに「フルーツを持って来い」って言ったら、
例によってまた馬鹿みたいに山盛りで持ってきました。
こんなにどーやって喰うんだよ!



 アボスの一家はお爺さんの代からのコックで、お父さんは外国航路のコックでした。
彼には特に高い給料を払っています。とにかく彼の作る料理は全部美味いです。
ここの経済特区の季刊雑誌にも「美味しいサジ・コンクリートの従業員食」って特集組まれた程です。

 写真11、「モモは暑いところに置いてからテレビの電磁波でストレスを与えると甘くなる」
ってみのもんたの番組でやってたので・・・これはスモモですけど。



 写真12.今、ブドウとスモモが甘くて美味いです。



 写真13.メロンも美味いので生クリームをたっぷりとかけて・・・



 写真14.15.イランのスイカとメロンの味は世界一です。種類も豊富です。
見て下さい。この真っ赤で甘そうなスイカ!
農家の人には悪いですけど、日本で美味しいスイカってあんまり食べられません。
だから、最後に食べた美味しいスイカが97年8月に
松井理恵、佐藤すみ子、斉藤千佳子、片岡泰英と増富の河原で食べたやつだった、
なんて思い出せるくらいですからね。
皆さんイランのスイカを食べたら「今迄食べてたのって何だったんだろう?」って思いますよ。




 写真16、17. 今週はバンダラアボスのショッピングセンターの工事が追い上げで、
殆ど全員がそっちに行ってるので、キッチンも現場の仮小屋(と言ってもブロック建てですけど)に出張してます。
私は本土のビザが切れたので行けません。
工場に残った私を含む8人のランチは向こうから会社のボートとクルマで届けられます。
こーゆー時にもタフトが活躍します。



 写真18、はバンダラアボスから届いたランチボックスです。
イラン湾岸の伝統料理で、東京だとトルコ料理の「ドーネルケバブ」に近い味ですが、
スパイスの種類がもっと多く、柔らかい子羊肉も新鮮で全く臭みがありません。
東京だったらこのランチ、800円くらいだったら行列が出来ますよ。



 写真19、もこの辺の郷土料理ですが、パンも含めて何とメキシコの「ブリトー」そのものです。
全くおんなじ味です。ここが「海のシルクロード」だったんだなあ、とあらためて強く感じます。



 写真20、はこちらのチャーハン。具はサフランと山葡萄などです。
中の肉がトロトロに解けてて具を別に長時間かけて調理したのがわかります。




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