関東鉄道 鉾田線
石岡機関区 1974・12
その2


構内の外れに留置してあった流線型気動車
東横キハ8→キハ42202 こいつが走っているところ見たかった。

 
鉾田線にやってきた元東横の2両のガソリンカー
キハ8は原型のままだったがキハ2は切妻スタイルに改造された。
一説によると中間車として使用予定だったとか・・・
東横キハ2→キハ42201→改造キハ651(1967年)

  
鉾田線は関東鉄道の各線のなかで自衛隊百里基地への燃料輸送のため最後まで貨物を扱っていた。
左のDD902はDD13私鉄版、関東鉄道唯一の新造車でもある。
右の鉾田線のヌシともいえるDD901は残念ながらクラの中で休んでいた。
国鉄試用DD421→DD901

このDD901は常陸小川駅構内に保存されていましたが、廃線直前の2007年2月に解体されました。


当時の私鉄めぐりはとりあえず車両を求めて車庫に行ってオシマイ、というケースが多かった。
この線も始発駅に車庫があったため、そこで目的は果たしたとばかり次の訪問地に移動してしまった。
その後夕張鉄道、加越能鉄道からも転入車があり、機関車もDD13を国鉄より譲渡、
さらに軽快気動車も導入されたが、車庫や駅の雰囲気は当時とあまり変わっていない。
2001年秋から貨物営業が休止になってしまったのは残念だが
改造されているとはいえ戦前製の気動車がいまだ活躍している魅力ある路線である。

鉾田線はその後関東鉄道より経営分離、鹿島鉄道となり、2007年3月廃止となりました。

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