神岡鉄道
旧神岡鉱山前駅の保存車

神岡鉄道時代は唯一の駅員配置駅で、車両基地があり硫酸輸送などの貨物列車が発着していた。
2006年鉄道廃止後、気動車2両、DL1両はそのまま検修庫に保管され
2007年終着駅の奥飛騨温泉口から当駅までレールマウンテンバイクの運行を始めた。
気動車2両は動態保存で通常非公開だが運転体験、枕木交換などのイベントや
レールマウンテンバイクの車庫見学コースで見学できる。
撮影日 2023年6月4日

KM−101おくひだ1号

1984年神岡鉄道開業時から廃線まで活躍した2両の気動車が庫の中に眠っている。
神岡鉄道は3セク転換が早かったためメーカーが用意したレールバス、NDCは登場前で
国鉄気動車の台車など一部機器を使用した18m級車が用意された。
2017年4月8日に奥飛騨温泉口まで自走しレールマウンテンバイク駅営業期間は同駅に展示された。








神岡鉄道車両最大の特徴、車内の囲炉裏コーナー。


KM−151おくひだ2号

KM−101と同形だがトイレ付のイベント対応車。
エンジンが一発でかかりテールライトが点灯した。




独特の書体の検査表示。




台車はキハ20から転用のDT22。


運転席は中央配置、マスコンもキハ20から転用。


構内の短い区間だったが乗車体験も行われた。


ホームに移動。






囲炉裏コーナー。




奥飛騨温泉口方のトイレ(使用禁止)、国鉄車両にくらべ扉が狭い。


車内掲示板は現役時代の告知、下に見える車販ワゴンはイベント時に使用しているという。




現役時のままの車内表記が各所に残っている。













KMDD132

3セク転換時に2両のDD13が国鉄から譲渡された。
KMDD131はKMDE101入線で廃車、KMDD132は予備機として廃線まで現役だった。
当初は気動車に合わせた白ベースの塗装で、この姿でKATOからNゲージ模型も発売された。
後に茶色に青帯となった、ナンバーは外されている。
走行はしていないがエンジンは稼働する。












KMDD132履歴
「機関車表 フル・コンプリート版」沖田佑作氏より引用
1966-8-4 日本車輛名古屋工場 製番2526 国鉄DD13340
配置 富山
移動時期不明 金沢
1986-3-31廃車 金沢
1988-9-1譲渡 神岡鉄道KMDD132
2006-12-1廃車

この場所の地図
マップコード678 005 617*45


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