鹿島鉄道記念館
キハ714

関東鉄道は1970年代廃止された鉄道から気動車を大量に譲渡を受けた。
北海道の炭鉱鉄道の雄別鉄道、三井芦別鉄道、夕張鉄道からもやってきた。
三井芦別の3両と夕張の2両は湘南顔の非貫通車だったためか輸送量の少ない鉾田線に入線
関東鉄道から鹿島鉄道が分離した際もそのまま鹿島鉄道所属となった。
その後新造車KR−500導入で元三井芦別のキハ711〜713と元夕鉄のキハ715は廃車
元夕鉄キハ251のキハ714のみが残り2007年の廃線まで活躍した。
KR−501とともに鹿島鉄道記念館で大切に保存されている。
2022年11月27日撮影


鹿島鉄道記念館はキハ714、KR−501の他鹿島鉄道に関する部品、資料などを大量に保存、展示しているが
公開日が少なく日本一訪問が難しい鉄道記念館との評もある。


鼻筋通った湘南顔だが上作用式の自動連結器、シールドビーム化したヘッドライトなどなかなか個性的なお顔。






側面腰部はスポーツ新聞の広告。


1953年製だが台車は戦前の国鉄ガソリンカー以来の菱枠形NH-38(国鉄TR29同形)


夕鉄時代は転換クロスだったが、譲渡時にロングシート化した。
晩年に冷房も搭載されえたがワンマン改造されなかった。






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