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110
形式110
中等客車レプリカ

桜木町駅前のJR桜木町ビル1階に保存。
110号機は長いこと青梅鉄道公園に保存されていたが、2019年に公開終了
整備され2020年4月に鉄道発祥の地旧横浜駅の桜木町に移設、
新たに製作されたレプリカ中等車を従えて展示された。
撮影日 2020年7月18日


ビル外側からもよく見える。傍らに鉄道開業時の技師エドモンド・モレルのレリーフ。










110号機が保存されている場所は初代横浜駅そのもの。



館内に入ると110号の修復、移設を紹介するスライドショーと
創業期の機関車の模型と解説。














廃車後車体の一部を切開して展示していた。
青梅での展示を終えて大宮工場で切開箇所でFRPで修復された。


創業期の客車レプリカは大宮、京都の鉄道博物館にあるがいずれも下等車で、中等車は初のレプリカ。












キャブ脇には昭和37年青梅入り時の大宮工場整備の銘板。











中等客車内はイベント時に公開される。






レールは柏崎の専用線で使用されていた双頭レール。


旧横ギャラリーとして、鉄道創業期を中心とした歴史展示もされている。


出土品、模型などで小さいながら充実した展示内容。






開業時横浜駅のジオラマ。


ホーム右端あたりが現在110号がいる場所。


復元された信号機。






桜木町駅南口改札から1本道路を渡ったところ、メインはJR系のホテルメッツ。


以下は2020年11月9日撮影

8〜21時の毎時ちょうどに汽車発車情景イメージの演出を行っている。
音と光とあるが、昼間のせいか光の様子はわからなかった。












この場所の地図


110履歴
レイル・マガジン2008年9月号付録「機関車表」沖田佑作氏編より引用
1871 Yorkshire Engine 製番164 国鉄10
東部局
1873現在 東部局
1875頃 改番 3
1880-11 神戸局
1885-4 東部局
1886秋 江尻(現清水)
1887冬 東部局
1899〜1901頃 借入 北海道庁鉄道部 113
1909-10-1 改番 110 西部局→名古屋鉄道管理局
1920-6 東京鉄道管理局
1923-12 保存展示 大宮工場「参考品陳列館」
1924-4-10廃車 新橋?
1950-1-15(1-16?) 借入 汽車の町
返却後大宮工場保管
1961-10-14鉄道記念物指定
1962-10-14保存 青梅鉄道公園
2019-3-31 青梅鉄道公園での公開終了 大宮工場で修復整備
2020-3桜木町に移設
2020-6-27公開

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