国鉄鋼製電車の祖、モハ30131を戦後更新修繕で中間車化改造モハ10016に。
さらに牽引車に改造され両運転台を設置、クモヤ22112となった。
旧形国電が営業用から消えた後も事業用として残っていたため
国鉄末期(1987年3月31日竣工)に再改造でクモハ12041となった。
飯田線でイベント列車に使われていたが2002年廃車後伊那松島に保管されていた。
撮影日 2011年10月5日
車内に掲示されている案内文、佐久間レールパークの車両も並ぶ。
クモハ52の後方に展示、地味な車両のためか撮影しにくい場所。
運転台は前後とも新設なのでHゴム窓の切妻。
列車番号の9825Mは何だろう?本車で運転していた「元祖ゲタ電号」は違うようだ。
昭和初期のリベットゴツゴツの側面。
ニス塗の車内、牽引車からの再改造にあたってはドア自動化、シート設置くらいで
放送設備はなかったので、イベント時には車掌が肉声で案内したという。
銘板が並ぶのは年月を重ねた改造車ならでは。
前には原型ダブルルーフのモハ30131の模型。
以下は2020年8月13日撮影
「元祖ゲタ電号」のヘッドマークが付けられていた。
元祖ゲタ電の説明は不十分では?
これでは旧型国電=ゲタ電になってしまう。
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